築270年の古民家復元を通して自然と人を考える

ちわきのもり 地湧の杜

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【新刊】『人は自然の一部である』

2023.06.11

2023.06.27


新刊『人は自然の一部である』(渋沢寿一 著)を刊行します。→販売はこちら(ショッピングサイトStoresの地湧の杜の本屋さんへ移動します) 6月30日事前販売は終わり、7月1日より通常販売となります。

タイトル: 人は自然の一部である

著者: 渋沢寿一

体裁: 四六判並製・200ページ

定価: 1980円【本体1800円+税180円】

発行:一般社団法人 地湧の杜

ISBN978-4-910533-03-2

相川七瀬さん推薦!

すべてのものは有限である。もう時間がないのだ。 これからの未来を生きる愛する人たちのために 私は闘う先祖になりたいとこの本を読んで思った。 渋沢先生は、学生である私に人生100年時代の幸せの価値観を教えてくれた。

環境問題と人間のあり方を見つめて50年、国内外のフィールドで実体験してきた著者が、これからの生き方について語る

 著者は、農学生時代から、日本の農村に入り込み、古き日本の暮らしを見てきました。その後、環境未来都市を謳ったハウステンボスの設立に加わり、東南アジアや南米の環境再生にも携わってきました。その後、日本に残された多くの持続可能な知恵を継承すべく、環境NPOの立ち上げ、高校生を対象とした“聞き書き甲子園”、若者が地域で新たな活動を共に学ぶ場“なりわい塾”など、様々な啓蒙活動を続けてきました。
 本書は、これから未来を生きていく若者たちが一歩を踏み出すための深い気づきにつながることを願って編集をしました。著者の半世紀にわたる生の体験からの洞察を通して、私たち人類がどのような意識を持ち、どのように生きていくのかについて自ら考えていくうえでの礎石となる視点を伝えていきます。
 いく末の見えない現代、私たちは改めて大地に根をおろす自然界の一員であることを再認識し、新しい生き方を選択していく必要に迫られています。

本書目次

第1章 森の民

森と人との関わり/キーワードは「循環」/人が見放した森の今/山で生きていく作法

第2章 私たちはどう変わってきたか

お百姓さんからサラリーマンへ/地に足がついた生き方/自分の暮らしは自分で守る/社会のシステムは変えられる

第3章 幸せとは

経済とは/農と農業/SDGsの光と影/環境問題は心の問題/数値で表せないもの/瞑想することの豊かさ/共感とは

第4章 心をつなぐ仕組み

稼ぎと仕事/祭り/暗黙知/温かさと煩わしさ

第5章 自然の一部として生きる

生きることと死ぬこと/生命は掛け算/DoからBeへ/「愛」という幸せ

著者プロフィール

渋沢寿一(しぶさわ じゅいち)

1952年、東京生まれ。東京農業大学大学院博士課程修了。

1980年、国際協力機 構(JICA)専門家としてパラグアイ国立農業試験場に赴き、帰国後、循環型都市 「ハウステンボス」の設立に携わる。その後、国内外の環境問題、地域再生への取り組みを続けている。

NPO法人「樹木・環境ネットワーク協会」元理事長。NPO法人「共存の森ネットワーク」理事長。「真庭なりわい塾」塾長。「真庭バイオエネルギー株式会社」代表取締役。

そのほか地域活性化や環境保全活動に関わる組織の要職多数。

渋沢栄一の曾孫。